Rescue me

 

ELTの曲をダウンロードしてみた。懐かしい曲を聴きたくて。その中にあった曲。当時もヒリヒリするなと思ってたけどシジュウを前にするとヒリヒリ通り越してぞわぞわ焦燥感を煽られる。

昨日は寝る前に思い出してなかなか寝つかれなかった。

 

いつか結婚して子どもできたとしたら

近所のオバサンと呼ばれる日が来るの

 

20代中盤の私はやさぐれてて、結婚も出産もできる気がしなかった。でも、あの頃思い描いた未来に立ってみると、育児と家事と仕事にまみれた生活。あの頃確かにそばにあった、あるのが当たり前で気づかなかったものが今はない。

普段は思わないけれどこの曲を聴くと少し思う。

 

ちょうど読んだ瀬尾まいこさんの本にこんな一節があって、とてもとてもうなずいてしまった。

誰だって、今日までをただそのまま歩いてきたわけじゃない。いろんなものに折り合いをつけて、何かを手放したり何かに苦悩したりしながら、生きていく方法を見出だしてきたのだ。

春、戻る (集英社文庫)

春、戻る (集英社文庫)